起業したい・経営者になりたいという方は多いと思いますが、どんな経験を積んだら良いのか決めるのは難しいですよね。
もし一度就職・転職を挟もうと考えているのなら、webマーケターがおすすめです!
学生起業から、再度起業を目指してwebマーケターになった筆者が、経験を基になぜおすすめなのか解説していきます!
学生時代に、学生起業家としてこのようなインタビューも受けていました!
webマーケターが起業・経営者を目指すのにおすすな職種である理由
webマーケターが起業・経営者を目指すのにおすすな理由は、以下の2点です。
- ユーザーに刺さる物を見つけるマーケット感覚が身に付く
- 集客から契約まで見る必要がある、つまり経営者視点が身に付く
そもそもwebマーケターってどんな職種?
理由を解説する前に、webマーケターがどんな事をやっているか理解する必要があります。
webマーケターとは一言で言うと、「インターネットを介して契約や購入に繋がる見込み顧客を見つけてくる仕事」です。
例えば広告であったり、企業が書いた記事を見た事があると思いますが、これらはwebマーケターが作成・管理しています。
理由1 ユーザーに刺さる物を見つけるマーケット感覚が身に付く
起業・経営者にwebマーケターがおすすめな理由の1つ目は、「マーケット感覚が身に付く」と言う点です。
扱っている商品サービスをどのように訴求すればユーザーは購入したくなるのか、つまりユーザーが何を欲しているのかを追求することが必要になってきます。
ユーザーはどんなニーズを持っていて、どんな商品なら売れるのかを常に考えながら仕事をします。
良くある失敗が、誰も欲しがらないものを作ってしまい、売れないということです。
見せ方であったり、具体的な商品サービス内容などのユーザーが求めるもの、つまりマーケットの感覚を養うのにwebマーケターが最適なわけです。
良い商品サービスを作るための視点を身に付けながら、具体的な集客手法も身に着けることが出来るのが利点です!
理由2 集客から契約まで見る必要がある、つまり経営者視点が身に付く
次が、「経営者視点が身に付く」という点です。
簡単に言うと、事業全体を見る必要があるため、必然的に経営者と同じ目線で仕事をすることになります。
事業の一連の流れに必要な大まかな職種の分類を見てみます。
製品を開発し、マーケティングを行い、営業を行い契約し、カスタマーサクセスがフォローするという4種類が分類になります。
マーケティングを行うwebマーケターは、より効率よく売れるために開発にも入りますし、集客したユーザーが契約に至ったかという数値の管理も行います。
つまりユーザーの入口から出口まで見る必要があり、これはwebマーケター以外だと経営者の仕事です。
実際に私も以下のように、集客から契約に至ったかをかなり細かく数値を管理しておりましたし、エンジニアと頻繁に開発について会議を行っていました。
商売の基本である安く仕入れて高く売る。その結果利益を最大化するという視点で、疑似的に経営者と同じ仕事をすることが出来るのがwebマーケターのため、起業・経営者に近付けることが伝わったかと思います。
起業家、経営者になるには3つのパターンがある
起業、経営者を目指すと一言で言っても、パターンとしては以下の3つが挙げられます。
- これまでやってきた事を活かして独立
- 新しい事業を自分で立ち上げる
- 社内で成り上がっていく(出世して経営陣を目指す)
例えば開発(エンジニア)であれば、そのスキルを活かして受託開発会社を作る、つまり独立することは比較的簡単です。
社内で出世したいのであれば、営業も数字として結果が見えやすいため目指しやすいです。
しかし、3つのパターン全てを網羅して有利なのはwebマーケターのみです。
webマーケターとして個人で案件を受けることも一般的ですし、数字で結果が見えるので社内での出世も目指しやすいです。
実際私も一時期フリーランスでしたが、案件はすぐに見つけることが出来ました。
新しい事業を立ち上げる場合も、前述した通りでマーケット感覚を身に付けることで有利になります。
webマーケターと他の職種の比較それでは具体的に他の職種と表にして比較してみます。
職種 | これまでやってきた事を活かして独立 | 新しい事業を立ち上げる | 出世して経営陣を目指す |
---|---|---|---|
webマーケター | ◯ | ◯ | ◯ |
開発 | ◯ | △ | × |
営業 | × | △ | ◯ |
カスタマーサクセス | × | ◯ | △ |
開発者はそのまま独立は比較的容易ですが、出世して経営陣に入るという点においては、少なくともIT業界では見たことがありません。ビジネスサイドと開発サイドで分かれることが一般的なので、ビジネス側メインである経営陣に入る適性が低いことが原因です。
営業は最も数字として結果が出しやすい(見えやすい)ため、評価がされやすく、出世に比較的に有利です。ただし営業スキルだけで独立というのも、エンジニアやwebマーケターと比較するとかなり狭き門です。(自社の商材は自社の営業マンが一番売れるため)
カスタマーサクセスはユーザーの声をもっとも聞く立場にあるため、新規事業のアイデアを生み出すことに有利です。一方で独立の案件などはほぼ出回っていないため現実的ではありません。
webマーケターになれば無条件で起業、経営者になれるわけではない
webマーケターが起業・経営者におすすめの理由をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
もちろんwebマーケターになれば全員が起業出来るわけではなく、常日頃からスキルを磨こうとする姿勢は必須です。
今回お伝えさせていただいた理由は、あくまでも環境としてはベストであるということです。
活かせるかどうかは自分次第なので、常に「経営者視点を持とう」、「ユーザーはどんなことを考えているのか」という点を意識して仕事に向き合うことを忘れずにいるのが大切です。
webマーケターになるためには
実際にwebマーケターになりたいと思ってもいきなり転職などは難しいですよね。
その場合まずは本や動画などでwebマーケティングに触れてみる、勉強してみることも可能です。
ネット上だと断片的にしか情報が無く、信憑性の無い情報も多いので、本か動画をおすすめします!
もし実際に転職やwebマーケターとして独立した場合はwebマーケティングスクール一択です。
なぜなら実践経験の無い完全未経験での転職などはかなりハードルが高いためです。
転職成功率98%のスクールなど、通えば圧倒的に成功確率が上がるので、転職・独立を考えている方はぜひスクールを検討してみて下さい。