【広告代理店編】webマーケターの1日を紹介!業務内容や1日の流れを解説します

【広告代理店編】webマーケターの1日を紹介!業務内容や1日の流れを解説します

webマーケターって1日何してるの?業務内容ってどんな感じ?

今回は、広告代理店のwebマーケターの仕事内容について、主な業務内容など1日の流れについて解説していきます!

nobu

私自身が新卒で広告代理店に入り、3年弱webマーケターとして過ごしていました!

広告代理店に転職を考えてる人や、webマーケターを目指している方の参考になれば幸いです。

webマーケティング業界については動画でも解説しています。
目次

広告代理店とは?


そもそも広告代理店とは、クライアント企業の広告活動、つまりマーケティング活動を代理で行う企業のことを広告代理店と呼びます。

広告代理店とは、クライアント企業の広告活動、つまりマーケティング活動を代理で行う企業のこと

事業会社との違いは?

事業会社にも同じwebマーケターは存在しますが、業務内容は結構違ったりします。

簡単に言うと、広告代理店は複数社のwebマーケティングを代行する為どうしても浅く広くなりがちで、
事業会社は自社の1〜2サービスを狭く深くという違いがあります。

どちらもキャリアとしては一長一短なので、こちらの記事を参考に、どちらに興味があるか考えてみて下さいね。

広告代理店webマーケターの主な1日の流れ

それでは私が広告代理店で働いていた経験をベースに、広告代理店webマーケターの主な1日をご紹介します!

基本的に特に月初が繁忙期のため、月初と通常時に分けています。

通常時の1日の流れ

繁忙期でない通常時の代表的な1日の流れは以下の通りです。

広告代理店webマーケターの1日(通常時)

各業務の詳細は後述します。

繁忙期の1日の流れ

広告代理店webマーケターの1日(繁忙期)

繁忙期はこのような流れになりますが、大きな特徴は月初に、各クライアントごとに前月のレポートを作成する必要があることです。

実際に私が作成していたレポートの一部がこんな感じです。

広告代理店がクライアントに送付する月次レポートの例

かなり細かい部分まで数値を載せて、

  • これまで何をやってきてどのような成果になったか
  • 結果を踏まえて今後はどうしていくのか

を納得感を持ってもらえるように説明する事が必要です。

nobu

多い時だと15社〜担当しており、1レポート2〜3時間掛かるので中々大変でした…

広告代理店webマーケターの主な業務内容

それでは、紹介した1日の流れに沿って、各業務内容を簡単に説明していきます! 

ちなみに広告運用業務の詳細はこちらで紹介しているので、参考にしてみてください。

数値確認

基本的に毎日行う数値確認とは、「前日までの各クライアントのwebマーケティング上の数値が問題無いか、施策の成果が出ているかのチェック」です。

毎月予算をもらっているので、それに合ったペースか、目標としている成果が出ているかの確認です。

入札調整

入札調整とは、web広告が基本的にオークションの仕組みになっているので、キーワードや配信ターゲットごとの入札金額の強弱の設定をします。

nobu

入札調整が成果に直結する1番重要なスキルでもあります!

レポート作成

基本的に月1で、

  • 前月成果の振り返り
  • 今月の施策

を全クライアント分レポートにします。

広告代理店がクライアントに送付する月次レポートの例

提案資料作成

クライアントの成果を上げる→広告費を増やしてもらう→広告代理店の売上が増えるという流れになるので、より成果を上げる為に「こんなことをやりませんか」という施策提案を行います。

広告代理店がクライアントに提出する提案資料の作成例

広告の入稿

web広告を行う為には、GoogleやYahoo!、Facebookと言った広告媒体に広告をアップ(=入稿)する必要があります

GoogleAdsのエディター画面
こんな感じのツールを使用して広告を入稿していきます。

多い時は数万行を扱うのでExcelで一括入稿するため、Excelスキルも必須になってきます。

nobu

新卒や未経験だとミスを10%以下に抑えるのに、毎日やっていても3ヶ月ほど掛かります…

広告入稿の第三者チェック

特に新人がチームにいる場合などは、入稿作業者以外の第三者がチェックを行います。
仮にミスをしたまま配信を行なってしまうと、クライアントに広告費を補填する必要が出て来てしまうため、慎重にWチェックします。

nobu

自分の入稿作業よりもかなり大変です…私も新人の頃は数十万円の補填をしてしまったのは苦い思い出です。

クライアントとの定例

月に一回程度、クライアント先に出向き打合せを行います。

主に作成したレポートを基に、営業担当が話しますが、場合によってはマーケター自らが話す場合もあります。

事業会社webマーケターとの大きな違い

ここまで1日の流れと業務内容を解説してきましたが、事業会社のwebマーケターと広告代理店での違い、メリットを説明します。

大きな違いやメリットとしては以下の通りです。

  • 様々な媒体のスキルが身に付く
  • 多様な業界に触れられる
  • Excelスキルが嫌でも身に付く

事業会社では基本的に1つの業界の商材しか扱えず、各媒体の管理画面を触る時間もそんなに多くありません。
そのため入稿作業もそこまで多くは無く、Excelが使いこなせないと作業か終わらないことはありませんが、代理店ではExcelを使いこなせないと仕事が終わりません。

nobu

マウスをほぼ使わない、関数を使いこなせる必要があります!

広告代理店のwebマーケターになるには?

広告代理店のwebマーケターについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

もしwebマーケターを目指したい!ということであれば、個人的にはwebマーケティングスクールに通うことをおすすめします!

というのも、未経験でwebマーケターになるには実務経験が求められます。
一部未経験可能な求人も存在していますが、基本的にはよっぽどの若手か、例えばExcelスキルが飛び抜けてるなどが必要です。

中々自分でスキルを身に付けるのも難しいし、何をしていいかも分からないと思います。

どういう点を重視してwebマーケティングスクールを選ぶべきかを解説しつつ、厳選スクールを紹介しているので、興味あればぜひ参考にして下さい!

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