webマーケターに興味がある、目指したいけど実際どうなの?という方、いらっしゃるかと思います。
実際に私がwebマーケターとして過ごしてきた経験から、webマーケティングの仕事の魅力や大変だった事などをお伝え出来ればと思います!
筆者は新卒時代から広告代理店、事業会社それぞれで一貫してwebマーケターです!
webマーケティングの仕事の魅力や大変なこと
早速ですが、webマーケティングの魅力と大変な事を一覧でご紹介します!
webマーケティングの仕事の魅力
- 成果が数字としてはっきり返ってくる
- ダイナミックな仕事をする事が出来る
- どこでも通用するビジネスセンス・スキルを身に付ける事が出来る
- 若手の方が活躍出来る
- スピード感を持って仕事が出来る
- 給与水準が高め
- 転職しやすい
- 独立しやすい
webマーケティングの仕事の大変な事
- 成果が数字としてはっきり返ってくる
- ワーカホリックになりがち
- 進歩が早く、キャッチアップが大変
大変な事もありますが、人によってはあまりデメリットに感じないと思います。
webマーケターへの適性は、この大変な事への耐性があるかどうかで判断出来そうですね。
各項目の詳細は後述します!
webマーケターとはどんな仕事か
それぞれの項目の解説の前に、webマーケティングの仕事はどんなものか簡単に解説出来ればと思います!
webマーケティング自体が、簡単に言うと「インターネットを介して顧客に商品を届ける」という事です。
細かく分けるとSEOやweb広告、SNSなどの手法はたくさんあるのですが、「webサイトやバナーなどのwebデザインを駆使していかにユーザーに魅力を伝え、商品サービスを購入してもらえるか」と言うことです。
webマーケティングの仕事の魅力を解説
それではまず、webマーケティングの魅力からそれぞれ解説していきます!
成果が数字としてはっきり返ってくる
成果が数字として目に見える形で返ってくる点は魅力の1つです!
成果が良い事ばかりでは無いですが、分析した結果から自分で考え、行った事がハマり成果が出た際にはかなりやりがいを感じる事が出来ます。
実際に代理店時代に担当したクライアントのレポートですが、試行錯誤した結果、狙い通りに数字を上げる事が出来ました。
たまたまではなく、明らかに自分の力で成果を出した事が実感出来ます。
ダイナミックな仕事をする事が出来る
対するユーザーも、扱う金額もダイナミックな仕事が出来る点も魅力です。
例えば営業であれば1日4〜6件の商談が限度ですが、webマーケターはインターネットを通じて、1日に対する事が出来る人数に限りはありません。
金額も同様で、レベルが上がってくると月に数億円を1人で動かすほどの規模でダイナミックに、影響力のある仕事を行う事が出来ます。
実際に私も、年間10億円の広告費を扱い、月に1万人の集客を行っていました!
どこでも通用するビジネスセンス・スキルを身に付ける事が出来る
別記事で、webマーケターは起業・経営者を目指すのに最も適している理由を紹介しました。
簡潔にご説明すると、理由は以下の2点です。
- 魅力を伝えるためにユーザーと向き合う必要があるため、マーケット感覚が身に付く
- 事業全体を見る必要があるため、経営者視点が身に付く
経営者視点で事業全体を見られるということは、ビジネスの根本的なスキルアップになるので、例え扱う商材が変わろうが、役職が上がり経営陣に入ろうが通用するセンス・スキルを身に付けるということになります。
実際に職種はwebマーケターでありながら、営業チームの改善会議に参加していたり、どこでも通用するな、と感じています。
若手の方が活躍出来る
特に古くからある業界の会社では未だに年功序列が多いですが、IT、特にwebマーケターは実力主義の場合が多いので、若手のうちから大きい裁量を任せてもらうことも可能です。
また、webマーケティングの業界自体が比較的新しく、技術の進歩が早いという特徴があります。
そのため職種の人口自体が少ないことに加え、吸収力のある若手の方が進歩に追いつけるため、若手の方が現場では成果を出すということもざらです。
スピード感を持って仕事が出来る
例えば同じ広告でもテレビCMをやりたいとなった場合、企画〜撮影、放映までおそらく何ヶ月も掛かってしまいますが、webマーケティングの場合やろうと思えば5分後に施策を実施して、翌日には結果を判断できるほどの成果量が溜まっているという事も現実に起こり得ます。
つまり何が良いかというと、高速にトライアンドエラーが出来る(PDCAを回せる)ので、成長のスピードも早いという事です。
数値が細かく返ってくるともお伝えしましたが、トライしたことが良かったのか悪かったのか、はっきりと判断することが出来るのですが、「数字でしっかり見れる」、「スピード感がある」どちらも兼ね備えている業界・職種は他には無いのではないでしょうか?
給与水準が高め
日本全体の正社員の平均年収は409万円(出典:doda)であるのに対し、マーケター正社員の平均年収は496万円(出典:求人ボックス)となっています。
実際私も新卒2年目で最初の転職をしましたが、当時オファーを受けた年収は540万円でした。
なぜ給与水準が高いのかと言うと、売上に与えるインパクトが大きい職種だからです。
基本的にwebマーケターがユーザーを獲得し、営業が契約の流れが一般的ですが、人数の比率としては1:10から、1:100などになることもあります。
営業などは1人あたりが対応できる回数が決まっていますが、webマーケターの集客数に理論上は上限が無いために起こる現象です。
極論を言うと営業100人分の売上を持ってくるので、必然的に給与水準も高いのです。
転職しやすい
基本的にはどこの会社に行っても共通するスキルのため、転職がしやすいという事も魅力です。
例えば営業だと商材が変わると途端に売れなくなったり、エンジニアだと言語が変わると開発が行えません。
その点webマーケターはどの会社でもおおよそ使われるツールや管理画面が共通しています。
なので、しっかりと実績を残していけば転職先の選択肢は他の職種と比べても多いです。
数字が見えるので実績を語りやすい点もポイントです!
独立しやすい
転職しやすい事と理由は近いですが、どの企業でも行われている事は大きくは変わらないため、webマーケターは企業に所属しなくてもフリーランスとしても働きやすいです。
イメージとしてはエンジニアのフリーランスに近いです。ただwebマーケは1企業1人で足りるため、母数が少ないので一般にはあまり知られていません。
また、給与水準が高いという部分と共通して、報酬も高いです。
例えばSEOであれば1案件で月に50万円程が相場になっています。
webマーケティングの仕事の大変な事を解説
続いて、webマーケティングの大変な事について説明していきます!
成果が数字としてはっきり返ってくる
成果が数字ではっきり返ってくるのは魅力でもお伝えしましたが、同時に大変でもあります。
何故なら上手くいかなかった場合はその現実がはっきりと突き付けられる事になるからです。
また、細かい数字が見える分、いざ改善しようと分析を行う際に、みるべき数字が大量なので結構な労力が掛かります。
特にクライアントを持つ広告代理店では大変でした。責任感と根気強さが必要になってきますね。
ワーカホリックになりがち
特に広告代理店=残業が多いというイメージの通り、確かに人によっては遅くまで残業しています。
なぜかと言うと、「細かい大量の数字」を「スピード感を持って」対応出来るため、いくらでもやれる事があるからです。
例えば駅中の広告などはどれだけ効果があったのかは売上でしか判断出来ません。
しかしwebマーケティングは売上の途中過程の数字も事細かに見えるため、一つ一つの数字に即座に施策を打って計測する事が出来るのです。
webマーケティングには終わりが無いのです…
進歩が早く、キャッチアップが大変
ITの進歩が目覚ましいため、例えば半年前に定石だった事が、今では通用しないという事も日常茶飯事です。
そのため常に最新情報にアンテナを貼り、追い付く必要があります。
webマーケティングの仕事に興味があるなら
総じて言うとダイナミックではっきりと数字を突き付けられるので責任感が伴いますが、その分正当に評価されるので、こうしたエキサイティングな職種である事が伝わったかと思います。
実際にwebマーケターになりたいと思ってもいきなり転職などは難しいですよね。
その場合まずは本や動画などでwebマーケティングに触れてみる、勉強してみることも可能です。
ネット上だと断片的にしか情報が無く、信憑性の無い情報も多いので、本か動画をおすすめします!
もし実際に転職やwebマーケターとして独立した場合はwebマーケティングスクール一択です。
なぜなら実践経験の無い完全未経験での転職などはかなりハードルが高いためです。
転職成功率98%のスクールなど、通えば圧倒的に成功確率が上がるので、転職・独立を考えている方はぜひスクールを検討してみて下さい。