【インフルエンサーが解説】Instagramの収入の仕組みって?フォロワーごとにどれくらい稼げるのかを解説

【インフルエンサー解説】Instagramの収入の仕組みって?フォロワーごとにどれくらい稼げるのかを解説

インスタグラマーの収入ってどれくらいなの?

Instagramを使って収入を得たいけどどうしたら良いの?

多くの人がInstagramを利用する昨今、収入はもちろん、どうやって稼いでいるのか仕組みも気になりますよね。

nobu

私自身2万人のフォロワーがいるグルメ系を中心に複数アカウントを運用しています!

運用中のInstagramのグルメアカウント
@fluke_gourmet

そこで私自身の体験談も交えながら、実際にInstagramを使って収入を得る方法や仕組みから、注意点までを徹底解説します!

目次

インスタグラマーの平均収入

インスタグラマーのイメージ

まずはインスタグラマーの平均収入から紹介していきます!

様々な職業の収入のポータルサイト「給料BANK」によると、20代~40代インスタグラマーの平均月収は27万円で、年収にして324万円とのこと。

「あれ、そんなものなの?」と思われた方も多いかと思いますが、あくまで平均値で、サラリーマンなどと比較して上限はありません。

そのため皆さんが知るような有名なインスタグラマーは1,000万円超えなども珍しくないです。

後述しますが、企業などのPR案件は1フォロワー1円程度の報酬である場合が多く、例えば100万人のフォロワーが居ればそれだけで1回の投稿で100万円になるので、収入の幅がかなり広い事が伝わるかと思います。

Instgramで収入を得るために必要なフォロワー数

では実際にInstagramで収入を得ようと思った時に、どれくらいのフォロワー数があれば収入を得ることが出来るのでしょうか?

結論からお伝えすると、極端に言えばフォロワーが0人でも収入を得る事ができます。

メインの収入の柱となるPR案件を受けやすいのは1,000人以上のナノインフルエンサーからとはなりますが、フォロワーが少なくてもPR案件以外の、例えばアフィリエイトなどで収益を得る事が出来ます。

※インフルエンサーごとのランクについては以下の記事をご覧ください。

また、フォロワーも多ければ良いというものではありません。

なぜかと言うとジャンル・カテゴリによって単価が違ってくるためです。

nobu

私がメインで活動するグルメは特に稼ぎにくいジャンルです。。
稼ぎやすいジャンルについても後述します。

フォロワー数1,000人程度から収入を得る事が出来る!

Instgramで収入を得る仕組みと方法

お金のイメージ

収入の目安やフォロワー数の基準を理解した所で、Instagramで収入を得る6種類の方法とその仕組みをご紹介していきます。

Instgram上で商品やサービスのPRを行う

代表的な方法はいわゆるPR案件、つまり企業の商品やサービスをPRする事で対価として報酬を得る方法です。

企業はインフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらうことで、多くの人に認知・購入をしてもらいたいのです。

PRで稼ぐ仕組み

インスタグラマーが商品を紹介しているイメージ

直接、もしくは仲介サービスを使って企業と契約をして、インフルエンサーはアカウントで商品・サービスを紹介する投稿をします。

nobu

#PRというハッシュタグを見た事ないでしょうか?その投稿はこのPR案件で、ダニエルウェリントンなどが有名ですね!

ジャンルなどによっても異なりますが、一般的に1フォロワーあたり1円の報酬が相場となっています。

nobu

実際に私が案件を受ける時も多くの場合フォロワーあたり1円で受けています。

インスタグラマーには多くのファンがいる為、企業からすると以下のようなメリットがあります。

  • CMなどの広告と違い宣伝感が薄いため、受け入れられやすい
  • SNSは拡散性が強いため、多数のユーザーにリーチする事ができる
  • ファンであるインフルエンサーが使っているならと、購入されやすい

PRで稼ぐ仕事の探し方

こうしたPR案件はどのように探せば良いのでしょうか?事務所所属の場合は特別ですが、一般的には以下の2パターンです。

  • 企業から直接DM等で依頼を受ける
  • インフルエンサーと企業のマッチングサービスを利用する

企業から依頼が来はじめるのは、フォロワー数1,000〜3,000人程度です。

nobu

私のアカウントも3,000フォロワーくらいから依頼のDMが徐々に増えました。
周りのインスタ仲間もこれくらいだそうです。

ただしこのくらいのフォロワー数だと稀にしか来ません。そのため、インフルエンサーは無料で利用出来て、自分から案件に応募するタイプのインフルエンサーマッチングサービスを利用するという方法もあります。

例えば有名どころだと以下のようなサービスがありますが、最低フォロワー等の条件を設けている場合が多いです。

サービス名最低フォロワー数
woomy1,000人
トリドリベース1,000人(登録自体は何人からでも可能)

自分の商品やセレクトした商品を販売する

オンラインショッピングをする女性

インスタグラマーには多くのファンが付くため、自身で作った商品・サービスを販売したり、セレクトした商品を販売することで収益に繋げることも出来ます。

ただしInstagram自体に決済機能は無いため、外部へリンクさせる工夫が必要です。

ブログ等webサイトで商品紹介をしたい方

→WordPress(私も利用しているおすすめレンタルサーバー)がおすすめ

ネットショップを作成したい方

→「BASE」などの月額・初期費用無しのサービスがおすすめ。

プロフィール欄の活用

プロフィール欄にリンクを貼ることが出来るので、プロフィール文章の中で「詳細はリンクへ!」などと誘導する事が出来ます。

プロフィールからリンク先へ誘導する例

ストーリーズ・ハイライトの活用

少し前まではフォロワーが1万人に達しないとストーリーズ内にリンクを貼る事が出来ませんでしたが、最近のアップデートによりフォロワー数の条件が撤廃されました。(ただしInstagramからの評価が低いと利用出来ません。)

また、ストーリーズをプロフィールの下に固定しておけるハイライト機能を利用すれば、ストーリーズのように24時間で消えたりはせずに常に誘導する事が出来ます。

nobu

ちなみに、投稿のキャプションにはリンクが貼れないので注意が必要です。

Instagramのショッピング機能の活用

アパレルなどの一部商品に限定はされますが、Instagramのショッピング機能を利用することも出来ます。

投稿画像に販売ページを紐付ける事が出来る機能なので、投稿を見たユーザーはそこから直接サイトに飛べるようになります。

アフィリエイト

続いての方法はアフィリエイトで、商品やサービスを紹介して、購入や登録がされたら報酬を貰えるという仕組みです。

nobu

自分の商品の販売と少し似ていますね。違いは商品を自分で用意する必要が無く手軽に始められるという点です!

仕組みも商品販売と同じく、基本的にはプロフィールもしくはストーリーズにリンクを貼る形になります。

ただ、通常の商品ページのリンクから購入しても、報酬は得られません。

A8.net」などのアフィリエイトサイトに登録するか、「楽天room」で楽天経由で商品を購入してもらうなどの方法があります。

nobu

ちなみにフォロワー1万人くらい行くとアフィリエイトサイト(ASP)側から直接連絡が来て、サポートまでしてくれます。

写真の販売

カメラ

投稿に使った画像をSnapmartPIXTAといった写真販売サイトへ掲載し、購入やダウンロードしてもらえれば報酬が入る仕組みです。

Instagramは画像がメインなため、撮影や加工に力を入れている方が多いので相性がとても良い手段です。

知名度を上げたりフォロワーを増やしマーケットプレイスに誘導すれば、写真の購入に繋がる可能性があります。

マーケットプレイスで写真を販売する場合、1枚あたり100円前後が相場です。

nobu

ちなみに先ほど紹介したBASEなどでも画像は販売出来ますよ!

ジャンルや知名度によっては書籍化やメディアで取り上げられたりする可能性も秘めています!

Instgram運用の代行、コンサル

企業のInstagram活用や、インスタグラマーを目指す方が増えてきたため、「フォロワーを増やしたい」、「インスタから売上を上げたい」と悩む企業・個人が多くいます。

そうしたアカウント・企業に対してアカウントの運用を代行したり、運用のアドバイス・コンサルティングを行なって収益を得る方法もあります。

Instagramの運用代行を行なっている企業の相場としては、初期設定手数料で20〜40万円、運用代行で30〜60万円となっています。

nobu

企業である必要が無いため、個人として仕事を受ける事ももちろん可能です!

「営業なんて出来ないよ!」という方でも、「ココナラ」や「クラウドワークス」を利用すれば簡単に仕事を見つけることが出来ます。

特定のジャンルに関する寄稿を行う

PCで文字を打つイメージ

最後はメディアに寄稿して収入を得るという方法です。

特定のジャンルに強みがあれば、その分野の専門家として仕事をするのも1つの方法。

ただ難易度が高いため中々公の場で案件を募集する事が少なく、多くの場合はメディア側から声が掛かる場合が多いです。

基本的には記事単価や文字単価が多く、文字あたり0.8〜1.2円程が相場になります。

インスタグラマーとして稼ぐためにやるべきこと

インスタグラマーとして収入を得たい・増やしたい場合にやるべきことはどんなことでしょうか?

実際にInstagramを運用してきた経験から、4点ご紹介します。

フォロワーを増やす

何よりも大事なのはフォロワー数です。

  • メインの収益源であるPR案件がフォロワー単価の場合が多いので、フォロワー数=収入に直結する
  • フォロワーが多い方が影響力があるとされ、仕事の依頼が来やすくなる

フォロワー数をインスタグラマーの実績として捉える場合がほとんどのため、最も重要な指標であると言えます。

nobu

最近はエンゲージメント率も重視されているので、フォロワーの購入で増やす事などはデメリットしかないので絶対にやめましょう。

マーケティング力を身に付ける

マーケティングに関する知識もInstagramで収入を得るために重要です。

なぜなら多くの場合、PR案件やアフィリエイトの投稿をするとフォロワーが減るからです。

nobu

例えば私のグルメアカウントの事例ですが、飲食店の投稿をしている中で健康食品のアフィリエイトを紹介した所フォロワーが一気に減ってしまった事があります。

つまりここで言うマーケティングとは、「ユーザーのニーズに合わせた投稿をしつつ、案件や商品数を増やしていく」と言う事です。

フォロワーが増えてきたから無闇に案件を受けるのではなく、ターゲットやニーズを意識しつつ収益化していく事が重要です。

youtubeでマーケティングについて解説しています。

稼ぎやすいジャンルを狙う

稼ぎやすいジャンルを狙うのは、本当に大切です。

芸能人などの有名人でない限り、基本的にはコスメやファッションなどの特定のジャンルに特化していくはずです。その中でも稼ぎにくいジャンルも多く存在します。

例えばグルメ案件の多くは商品の無償提供で、収入には繋がりません。

そのためただフォロワーを増やしていくのではなく、どのようなジャンルを狙っていきたいのか事前調査が重要です。

具体的には以下のような方法を試してみましょう。

  • 興味のあるジャンルのフォロワーが多いアカウントを見て、どのような案件があるのかを確認する
  • マッチングサイトに登録して案件の単価を確認する
  • アフィリエイトサイトに登録して案件の単価を確認する

投げ銭の新機能の活用も視野に入れる

投げ銭のイメージ

2020年10月リリースのインスタライブの投げ銭機能も収益として狙うことが可能です。

インスタライブ配信中に、視聴者がバッジを購入するとライブ配信者が収益を受け取れる仕組みです。

まだ日本では利用者が限定されていますが、今後一般解放されることが予想されます。

そのためインスタライブと相性の良いアカウントを持つ方は動向に注目しておくと将来的な収益の柱になる可能性があリます。

Instgramで収入を得る際の注意点

Instagramで収入を得る際に注意するポイント

Instagramは職業として稼げる可能性もある一方、収入を得る際の注意点もいくつかあります。

Instagramからの収入に税金が掛かる可能性がある

Instagramからの収入も、通常の給与や副業と同じ扱いで納税が必要になります。

インスタグラマーを本業とする場合には収入から経費等を引いた所得がプラスの場合や、副業でも年間20万円以上の所得があれば確定申告が必要になります。

あくまでもInstgramアカウントと親和性のある案件のみを受ける

フォロワーが増えるに従って、DM等での仕事の依頼が増えてきます。

しかし前述した通り、アカウントの世界観を壊すような投稿や、フォロワーのニーズに合わない投稿をするとすぐにフォロワーが離れてしまいます。

どんな案件でも受ければ短期的に収入は増えます。ただしなるべく長期的な目線でフォロワーと良好な関係を築ける案件を受けるようにしましょう。

目次