【alt】Excel最強のショートカットキー

September 30, 2021December 15, 2021

今日はExcelで最も使用すべきと言っても過言ではない最強のショートカット、「alt（オルト）キー」をご紹介します。

Ctrl + Cや、Ctrl + Vのような頻繁に使われるショートカットキーは知っていても、altキーの使い方を知らない人は多いのではないでしょうか？

alt（オルト)キーとは？

alt（オルト)キーはキーボード左下部にある、このキーです。

Alternateの略で、「代わりの、代替の」などの意味があります。このキーと様々な他のキーを組み合わせて使う事で、一気に多様な操作がショートカット出来る様になるのです！

例えばこんな表(データベース)を作って、分析したいとしましょう。その場合、おおよその操作がaltを使うだけで済んでしまうのです。

罫線が掛かっていない状態で、「alt + H B A」の順でショートカットを使うと選択範囲に罫線が掛かり、「alt + H H」の順でショートカットを使うと背景色を付けたりなどができるのです。今までマウスを使っていた方、キーボードから手を放さずに一瞬で操作できるとしたらどうでしょう？

また、分析に便利な「ピボットテーブル」機能も「alt + N V」の順でショートカットを使用すると、以下のように一瞬で作成することが出来るのです。

altキーには2つの使い方が存在します。

先程ご紹介した例は、両方を組み合わせた例になりますが、それぞれどのようなものなのでしょうか？

1.に関しては実際に押してもらえると早いかと思いますが、一度altキーを押すと、ツールダブになにやらなってアルファベットが並びます。実はこれアルファベットの一つ一つがそれぞれ機能と連動しているのです。

例えばまずaltキーを押すと、上部にこのように表示されるかと思いますが、表示後「A」と押すと、

以下のようにデータタブに移動し、データ配下の選択肢にアルファベットが付きます。こうしてツールタブにある機能はaltを押すことですべてショートカット化出来るのです。

続いて2.を紹介します。正直数が多すぎて全て把握する事が難しいため、これだけ覚えておけば間違いないという厳選したaltショートカットをご紹介します！

alt + H B A 罫線

alt + H H 背景色

alt + E D セル削除

alt + I R 行挿入

alt + E D R 行削除

alt + O R A 行の高さをセルに合わせて最適化

alt + O R H 行非表示

alt + I C 列挿入

alt + E D C 列削除

alt + O C A 列幅をセルに合わせて最適化

alt + O C H 列非表示

alt + O H T シートに色付け

alt + O H R シート名変更

alt + I W シート挿入

alt + E L シート削除

alt + E M シート移動・コピー

alt + N V ピボットテーブル

alt + I H グラフ挿入

いかがでしたでしょうか？このようにaltは使いこなせるとExcel上で何を行うにしても効率化・高速化可能な最強のショートカットなのです！

慣れるとその便利さに驚きますので、ぜひ一度使ってみてください！