【セル移動、複数選択、シート移動】Excel上での移動を効率化しよう

【セル移動、複数選択、シート移動】Excel上での移動を効率化しよう

今日は少し変わり種ですが、Excel上での移動や選択を高速で行うための操作についてご紹介します。

目次

Excel上で高速移動しよう

Excel上での高速移動するとはどういうことでしょうか?具体的な説明の前に、こんなことしていないでしょうか?

  • Excelファイル上別のシートに移動時、マウスでクリックして移動している
  • 複数セルを選択する時に、マウスで引っ張っている
  • 表の1番端や、1番下へ移動するために頑張ってスクロールしている
表の選択、マウスで行っていませんか?
セルの移動も、マウス使っていませんか?

これら全て、キーボードを使えば簡単に一発で行えるのです。

Excel上の移動を効率化するとどうなるのか?

Excelの上達というと、難しい関数を覚える事に意識が行きがちです。

ややこしい関数はそんな頻繁には使用しません。

しかし、それぞれの関数を使う場面はそう多くなく、1番多い操作はExcel上の移動(選択)と言っても過言ではありません。

それぞれの操作方法と、使用場面

改めて、今回ご紹介するのは以下の3つです。

  • セルの移動
  • 複数選択
  • シートの移動

セルの移動方法について

セルの移動方法で使うキーは、「ctrl(コントロール)」と、上下左右それぞれの「→(矢印)」キーです。

ctrlは右側にもありますが、利便性を考えると今回の操作は左側のみを推奨します。

セルの移動方法は大きく分けて2種類あります。

1.1セルずつの移動

これは簡単です。矢印のみを操作して、1セルずつ進む方法です。

上下左右、1つずつの移動は矢印のみを操作します。

2.連続した入力セルの最後の行(列)まで移動

こちらが覚えるまで少し不自由さを感じるかもしれませんが、1セルずつの移動と組み合わせると自由自在に移動出来るようになる方法です。

「ctrl(コントロール)」キーと矢印を組み合わせて移動する方法です。

操作自体はctrlキーを押したまま矢印キーを押すだけの単純な操作ですが、動きとしては連続したセルの端まで飛ぶ事が出来ます。

連続したセルの端まで飛ぶので、例えば間に抜けがあった場合、そこまで飛ぶ形になります。

上記例は縦に空白のセルがあるため、その前までの移動になります。

セルの複数選択について

複数選択で使うキーは「shift(シフト)」と矢印キーです。

この操作方法も単純です、「shift」キーを押しながら矢印キーを押すだけです。

「クラス」から下に1つずつ移動します。

上記操作で、このように、セルを複数順番に、1セルずつ選択する事が出来ます。

そして重要なポイントは、複数選択操作はセル移動(連続した入力セルの最後まで移動)と組み合わせられるのです。

どういう事かと言うと、操作するキーボードを組み合わせ、「ctrl(コントロール)」キーと「shift(シフト)」キーを押しながら矢印キーを操作するのです。

そうする事で、複数セルを入力されているセルの1番端の行(列)まで一気に選択する事が可能なのです。

Excelシートの移動について

最後に、別シートへの移動をご紹介します。

ここで使用するキーは、「ctrl(コントロール)」キーと、「PgUp(ページアップ)・PgDn(ページダウン)」キーです。

右下のボタンがPgDn、PgUpです。

これも単純な操作ですね。「ctrl」を押しながら、PgUp(PgDn)を押すだけで、シートを移動することが出来ます。

それぞれの操作を組み合わせる事で本領発揮

気付きましたでしょうか?何な機能を使用する以外の操作は、この3つを組み合わせるとほぼマウスを使用する必要が無くなるのです。

つまり、3つ全てをキーボードで完結出来る様になると、キーボードからマウスに手を動かす手間が無くなり、チリが積もると膨大な効率化になるのです。

それぞれは単純な操作ですので、ぜひまとめて覚えてみてください。

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